
私たちは軽バンで2023年3月~2024年7月の間、
車中泊をしながら日本一周旅をしました。

車内をフラットな空間にするために床板を作ろう!
今回は軽バンDIYシリーズの第二弾ということで、車内をフラットな空間にするための床板作りの工程をご紹介します!
車中泊する上で、ほとんどの時間を過ごすことになる車内は出来る限りフラットにしたいです。そのための土台を後々作るのですが、その土台が安定するように床板を敷いていきます。
ここから本格的にDIYが始まります!工具の名前すらも知らなかった素人の私たちが、初めて工具を使って作業する様子をご覧ください!
それではどうぞ!
使用した工具、床板に選んだ木材
使用した工具
今回使用した工具は電動丸ノコ、ジグソー、サンダーになります。それぞれの工具について簡単にご説明します。
- 円盤状のチップソー(刃)を回転させて材料を切断する工具。
- 手動のノコギリとは比較にならないほど素早く正確な切断が行えるのが特徴。
- ミシンのようにブレード(刃)を上下させて、木材を切断する工具。
- ブレードが薄くて細く、小回りが利くので、丸ノコと違って直線だけでなく曲線にカットできるのが特徴。
- 紙や布などのサンドペーパー(ヤスリ)を取り付けて、木材の表面や断面、角を研磨して滑らかにするための工具。
- 取り付けるサンドペーパーの種類・粗さによって研磨の仕上がりが変わる。
これらの工具は、ホームセンターで無料でお借りすることが出来ました。
お店にもよりますが、自分たちの行きつけのホームセンターでは、木材を購入すると2時間作業室を使わせてもらうことができ、工具も借りることができたので、木材を購入した際は積極的に使わせていただきました。
また工具のレンタルも対応していたため、作業室で終わらなかった時は家に持ち帰って作業出来たのも非常に助かりました!
工具の刃やビス、紙やすりなどは予め自分たちで用意する必要がありますが、工具を一通り揃えるとなると結構な金額になったりしますので、DIYの間だけ、レンタルするというのも一つの手段だと思います。
選んだ木材
床板に選んだ木材は普通合板にしました。大きさは910mm×1820mm、厚さは9mmのものにしました。これを2枚購入し、後日追加で1枚購入したので合計3枚使いました。
ひと口に合板と言っても種類は様々ですし、樹種も色々あったのでどれが正解かは分からないですが、普通合板ならまあ大きくは間違えてないと思ったのと、木材の見た目が綺麗且つ、他の合板と比べて安価だったのが理由で、普通合板にしました。
床板作成
①荷室シートに合わせて木材の型取りをする
前回の解体作業の際に取り外した荷室シートを使います。
合板の上に荷室シートを敷いて、床板の型取りをしていきます。シートに沿って鉛筆で線を引いて印を付けていくのですが、車両によってはもしかしたらシートの大きさが十分でないかもしれないので、その際は養生テープなどで長さを調節してください。
自分たちの車(NV100クリッパーバン)は、車体とシートの大きさがほぼ同じだったので、特に長さを補うようなことはせず、そのまま型取りしました。

②型取りに沿って木材をカット
次に、型取りした線に沿って合板をカットしていきます。いよいよ工具を使う時がきました…!
まずは直線に切りたいので電動丸ノコを使いました。

正直丸ノコはめちゃくちゃ怖かったです(笑)
丸ノコは“キックバック”と呼ばれる現象に注意が必要です。キックバックとは、丸ノコの歯が木材に挟まってしまうことで歯に負担がかかり、その反動で丸ノコが暴れたり木材が跳ね返ってしまう現象のことです。
キックバックを防ぐための注意点を調べると、「真っすぐ切ること」「丸ノコをしっかり持つこと」「丸ノコの真後ろには立たないこと」とのことでしたので、それを意識しつつ、慎重に進めていきました。

そして車体のカーブしている曲線部分を切るときはジグソーを使いました。
ジグソーは丸ノコほどスピーディーさはありませんが、直線・曲線どちらも切ることができるのでDIYでは出番の多い工具だと思います!ジグソーの刃も用途によって色々ありますが、曲線部分では刃先が細かい木工円切用を使いました。
まだまだ工具初心者なので、アドバイスと言ってはおこがましいかもしれませんが、ジグソーを無理に曲げようとすると刃に負担がかかってうまく切れなかったり刃が折れやすくなるので緩やかに曲げることが大事です。
あとは、ここで曲げる!ってタイミングで曲げようとすると意外と遅かったりするので、気持ち早めにジグソーの進行方向を変え始めるのが良いと思います。
最後に、カットしたところや板の表面はザラザラしてて危ないので、サンダーを使って表面や断面を滑らかにしていきました。サンダーは研磨する工具なのでケガのリスクは少なくて安心して使用できます(笑)

気を付けなければいけないことは、木材を研磨する際に粉塵が結構出てしまうということです。服に付着するのはもちろん、目に入ったり吸い込む恐れがあるので、そこには注意して作業をしていきましょう。
③車の形に合うまで微修正
型取りできた床板を実際に車に置いてみて、荷室の形に合うか確認します。
自分たちは一回の作業でぴったり合わせることが出来なかったので、ジグソーで数ミリ削っては車に戻って確認、を数回繰り返しました。
たしか10回くらい調整しては確認して…を繰り返していたと思います。曲線部分がなかなか合わなくて思った以上に苦戦してしまいました…。

メインバッテリー部分のところは、もしものことがあった時にすぐ開けられるように床板を切り抜いて蓋のようになってます。


④後部座席部分の床板作成
後部座席のあった場所は傾斜になっており、運転席側に行くにつれてだんだん高くなっている造りでした。なので荷室側の底に角材を置いて底上げし、高さを調整することで平衡を保つようにしました。
角材は30mm×40mmの端材(余った木材)を使用し、両面テープで床板に固定しました。

平衡を保ててるかどうかは、このような水平器があると便利です!これを使って傾きがないか確認しながら高さを調整しました。
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※後日、修正した床板
実はこの後部座席部分の床板は、DIYの最中にヒビが入って壊れてしまったため、一度作り直しました。原因は角材の位置が両端に寄り過ぎていたことで、床板に乗った時に中心に負荷がかかったと思われます。
なので、なるべく負荷を分散させるために、支えとなる角材を中心部と両サイドに均等に配置しました。これで床板に乗っても歪むことは無くなりました。
作業を終えた感想
切っては合わず、を何回も繰り返すことになりましたが、なんとか車体にフィットさせることが出来ました!
床板を全部並べてみるとなかなか良い感じに見えます!

よーく見ると所々真っすぐ切れてなかったり波打ってるところもありますが、この粗さもDIYの醍醐味。

軽バンDIYをする方の中には、ドライバーや接着剤などで床板を車体に固定させる人もいますが、私たちは車体に固定させませんでした。
その理由は、旅が終わった後に元の状態に戻すことを考えていたのと、荷室の形状を見た時に直感的に「別に固定しなくてよくない?」と思ったからです。(※完全な怠惰)
完全に固定していないので、走ってる時に床板が揺れる音がしないか気になっていましたが、土台や荷物を載せていれば特に問題はなかったので、私たちの場合はこのようにして良かったです。
まとめ
いかがだったでしょうか!
今回は車内をフラットな空間にするための床板作りについて説明させていただきました。
いよいよ工具を使った本格的なDIYがスタートしました。初めて使う工具は最初は怖かったですし、何度も手直しをする破目にもなってしまいましたが、最後にはピッタリ合う床板が出来たので良かったです!
工具に不慣れな人はどうしても最初は怖いと思うかもしれませんが、正しい使い方を知っておけば予め危険を回避することが出来ます。あとは焦らず確実に進めていければ大丈夫です!
あとは失敗を恐れず何度も使うことで、工具に慣れていけばだんだん楽しくなると思います。
たとえ思ってたより上手く出来なくても、それもDIYの醍醐味と思って、とにかく楽しみながらやってみてほしいです!
次回は「フラットかつ床下収納ができる土台作り」について記事にする予定ですので、よろしければそちらもご覧いただければと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!



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